メルセデスGPは、2012年にFダクト型のイノベーションを投入すると ドイツの Auto Motor und Sport が報じている。Fダクトは昨年末で禁止となっているため、このシステムはリアウイングではなくフロントウイングに搭載されるという。同紙は、鈴鹿のフリー走行で始めてテストされたフロントウイングの図面を基にフロントウイング Fダクトの仕組みを解説。
空気は、2012年マシンのノーズ先端の楕円形の穴から取り入れられ、フロントウイングステー内で向きを変え、フロントウイングの後部へと排出されるという。2010年型のFダクトとは異なり、メルセデスGPの新しいアイデアは、マシンのフロアにより多くの気流を向け直すためのものであり、またドライバーが手で操作するものではないため合法だと同紙は説明している。
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