フェリックス・ローゼンクヴィストが、マノーでのF1デビューが決定したエステバン・オコンに代わって、今月後半のモスクワ・レースウェイでメルセデスからDTMデビューを果たすことが決定した。昨年、プレマでヨーロッパF3のチャンピオンを獲得したフェリックス・ローゼンクヴィストは、メルセデスの支援を受け、DTMのテスト兼リザーブドライバーを務めていた。
それと並行して、フェリックス・ローゼンクヴィストはMercedes Auto Sportt Promotionからブランパン・スプリント・シリーズに参戦。先月のスパ24時間レースでは2位フィニッシュを果たしていた。エステバン・オコンが、リオ・ハリアントに代わってマノーからF1デビューすることが発表されたことを受け、メルセデスはフェリックス・ローゼンクヴィストがDTMでレースドライバーにステップアップし、8月19〜21日に開催されるモスクワ・レースウェイでのラウンドから参戦することを発表した。「DTMでレースをする機会を得られてとても興奮している」とフェリックス・ローゼンクヴィストはコメント。「僕は長年メルセデスAMGファミリーの一員だったし、常にこれが僕の第一目標のひとつだった」「このような信じられないくらい競争的なチャンピオンシップにシーズン途中から参加することは本当に試練になるだろう。非常に短い期間で多くのことを学ばなければならない」「今シーズン、テスト兼リザーブドライバーとして自分の能力をチームに示していたことは移行を容易にしてくれるはずだけど、このチャンスを与えてくれたメルセデスAMGに感謝している」関連:マノー、リオ・ハリアントに代えてエステバン・オコンを起用