マクラーレンは、F1日本GPの決勝レースで、ジェンソン・バトンが4位、ルイス・ハミルトンが5位だった。マクラーレンは、ジェンソン・バトンがハードタイヤ、ルイス・ハミルトンがソフトタイヤという異なる戦略を採用。ギアボックス交換によるペナルティで9番グリッドからスタートしたハミルトンは、スタートで順位をあげ、バトンの後ろの5番手でレースを展開。
その後、ピットストップでバトンの前に出たハミルトンだったが、終盤に3速ギアを失い失速。バトンとの順位が入れ替わった。ジェンソン・バトン (4位)「レースのスタートでは、予想したとおりにオプションタイヤを履いた前のドライバーが苦戦していなかった。なので、少し妥協を強いられてしまったし、最初のスティントで長く留まり過ぎたと思う。他がオプションで速さがあり、ギャップを広げたり、前の誰にもプレッシャーをかけれられないとわかった時点で、すぐにピットインしてオプションを装着した方が理にかなっていた。持ち帰って、データとその理由を調べてみるつもりだ。使い古したタイヤでのタフなレースだったけど、オプションを装着したあとは楽しかった。クルマの感覚は素晴らしかった。グリップがあったし、クルマはとても速かった。それでも、今日はレッドブル、そしておそらくフェラーリを倒すための十分な速さがなかった。これ以上高い位置でフィニッシュできたとは思わない。前回のレースとチャンピオンシップのポジションは変っていないので、タイトルはより難しくなった。僕たちはここに多くの異なる新しいパーツを持ってきた。それらのいくつかは本当にうまく働いていたけど、他はもう少し作業が必要だ。韓国でクルマに新しいパッケージを装着するときは、それを最大限に利用できることを願っている。次のレースではここに期待していたパフォーマンスがあることを期待している」ルイス・ハミルトン (5位)「僕にとっては素晴らしい週末ではなかった。金曜日にはミスをして、昨日はギアボックスを交換してグリッドペナルティを受けたし、レースではまたギアボックスにトラブルが発生した。かなりの不運が重なってしまったけど、チームと僕は立ち直るよ。ギアボックスに関しては、普通に走行していて3速にシフトダウンして加速したらギアが失われた。そのあとはまさに4速より上のギアに頼らなければならなかった。クルマにそれができるとは思わなかった。変な音がたくさんしていたけど、僕は祈り続けていたし、あまり多くをシフトをしないようにして、フラッグに気をつけていた。感謝しているし、少なくともレースを終えられたので満足だ。久しぶりの完走だしね。現時点で、チャンピオンシップの状況は良くはない。でも、まだ3レースあるし、手に入れられるポイントは75ポイントあるので、僕たちは楽観的なままだし、出来る限り最高の仕事をし続けるつもりだ。戦い続けるよ」関連:F1日本GP:優勝はセバスチャン・ベッテル、小林可夢偉7位!