マクラーレンF1の2022年F1マシン『MCL36』はフロントサスペンションにプルロッド式を採用することで間違いなさそうだ。マクラーレンF1は1月26日(水)に『MCL36』に搭載されるメルセデスエンジンのファイアーアップを実施した動画を公開した。映像自体は、ファクトリーでスタッフが固唾を飲んで見守るなか、スタートスイッチが入れられてエンジンが産声をあげる・・・というごく典型的な動画だ。
しかし、一点だけ注目のポイントがあった。マクラーレン・レーシングのCEOであるザク・ブラウンは、マシン後方からスマホでファイアーアップの様子を撮影。その画面に映ったMCL36には逆八の字のフロントサスペンションのアームが確認できる。すでに今年始めに公開されたMCL36のティザー画像からマクラーレンがMCL36でプルロッド式のフロントサスペンションを採用することが推測されていたが、それを裏付ける映像かもしれない。プルロッドは、スプリントなどのパーツを低い位置におけることで重心が低くなる。グラウンドエフェクトカーとなる次世代F1マシンではプルロッドが主流になると予想され、フェラーリも2022年F1マシンでプルロッドを採用すると噂されている。 この投稿をInstagramで見る McLaren(@mclaren)がシェアした投稿
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