マクラーレンのチーム代表であるマーティン・ウィットマーシュは、キミ・ライコネンが来年マクレーンに移籍するとの噂にはコメントを避け続けているが、もしライコネンを選択した場合はチームにうまくフィットするだろうと語る。フェラーリがライコネンとの契約終了を1年前倒ししたことで、キミ・ライコネンの来季の所属チームは決まってない。ライコネン自身は、チャンピオンを争えるチームでしかレースをしたくないとコメントしている。
ライコネンの移籍先としてはマクラーレンが最有力とみられているが、マーティン・ウィットマーシュはまだマクラーレンがドライバーを決定していないことを強調。ヘイキ・コバライネンの残留もほのめかしながら、ドライバー選択について語った。「答えは単純だ。我々はまだドライバーラインナップを決めてはいないし、それについてのスケジュールも設定していない」「現在フェラーリのドライバーは明確であり、その他のドライバーが獲得可能であることはわかっている」「我々はヘイキが良い仕事をするためにあらゆる機会を与えようとしている。ヘイキは非常に献身的があり、愉快な男だ。我々は彼に残りのシーズンで良い結果を出してもらいたいと思っている。我々はそれに集中しているし、当面はドライバーラインナップを発表しない」「タイミングは決まっていない。我々は状況のレビューを続けているし、決まったら発表する」メルセデス・ベンツのノルベルト・ハウグは、すでにキミ・ライコネンのマクラーレン復帰を歓迎するとの述べているが、マーティン・ウィットマーシュも同じ意見のようだ。ウィットマーシュは、特にフェラーリを打ち負かしたいという願望にライコネンがうまくフィットするだろうと述べている。「キミは素晴らしいドライバーだ。私は彼が好きだし、彼をよく知っている。彼は5年間チームにいた」「彼は速いし献身的だ。彼は今後フェラーリを打ち負かすこと打ち込むことになるだろう」「それらのすべてはキミにとって魅力的なことだ。彼は政治的ではない。彼は完全に率直だ。キミは見たままの男だ。その上、誰もが彼が勝てるドライバーだとわかっている」「彼は技術的に過小評価されている。彼は非常に良いレーシングドライバーだし、我々はそういう選択をしたなら、このチームにうまくフィットするだろう」またマーティン・ウィットマーシュは、2010年のハミルトンのチームメイトの選定基準においてチーム内の調和が重要であることを認めている。「チーム内は調和がとれており、現在我々は非常に幸運だと思う。現在の我々のドライバーは二人とも政治的ではない。彼らはお互いに非常にオープンだし、純粋に仲が良い」「チームメイトがお互い仲が良い必要はない。必須条件ではない。彼らは正直でオープンでなければならないし、政治的であってはいけない。それは今年必要とされた要素のひとつだ」「我々は遅い車で非常に困難な状態でスタートした。そして、序盤には他の論争があった。個人的に一年を通してのチームの協調に誇りを持っている」「私は一緒に働くことを楽しんでいる人々の間にある本物の調和を信じている。そして将来、たとえ我々がどんなドライバーラインナップを有したとしても、それを持ちたいと思っている」