マクラーレンF1チームのプリンシパルを務めるアンドレアス・ザイドルは、現在のマクラーレンには素晴らしい雰囲気と勢いがあると語る。前戦フランスGPではマクラーレンの2台が3列目グリッドを確保。特にランド・ノリスは、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンに0.009秒差に迫るなど、目覚ましいパフォーマンスをみせた。
特に5月1日にアンドレアス・ザイドルがチームプリンシパルに就任して以来、チームの調子は上がっており、ポルシェのLMP1チームを率いていたザイドルの評価は高まっている。「我々はフランドでの強力な週末を再現することを目指してアルプスへと向かう」とアンドレアス・ザイドルはコメント。「先週末、チームは良くやってくれた。だが、いつものっように我々は次のレースに向けて満足してはならない。信頼性はチームにとって重要な焦点のままであり、ポイントはチャンピオンシップ争いにおいてあらゆる違いを生み出すことになる」「チーム内やファンの間には本当にポジティブな雰囲気があり、それは各レース週末でさらにハードにプッシュしていくためのモチベーションになっている。ドライバーが示しているコミットメントとパフォーマンスは、ファクトリーの全員にとってカルロスとノリスにできる限り最高のクルマを提供しようという励みになっている」「オーストリアはユニークなトラックであり、カレンダーで最初の標高の高い位置にあるサーキットだ。これらの特性はMCL34がまだ直面していない新たな挑戦をもたらす。だが、我々はそれらに向けて準備を整えており、エキサイティングなレース週末を楽しみにしている」関連:2019年 F1オーストリアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール