マクラーレンは、2019年のF1モナコGPの予選で、カルロス・サインツが9番手、ランド・ノリスが12番手で終えた。アンドレアス・ザイドル (マネージングディレクター)「チームとドライバーはあまり素晴らしくはなかったFP3からうまく挽回してよくやってくれた。FP2からFP3でクルマに加えた変更によって、どういうわけかペース面でライバルに対して後退してしまった」
「両ドライバーともグリップとトラクションに苦しみ、マシンのバランスに満足していなかった。だが、エンジニアたちは冷静さを保ち、木曜日のセッティングに戻し、予選の異なる路面コンディション用にマシンをアジャストしてくれた。クルマは2人のドライバーに予選にむけて自信を与え、プッシュすることを可能にし、9番手と12番手を獲得した。ランドはF1で初めて臨んだモナコの予選で0.1秒強の差で惜しくもQ3を逃してしまった。これだけ中団がタイトである以上、自然の摂理と言える。カルロスがQ3に進んだのはこれが5回目だ。木曜日にFP1セッションを丸々失っていることを考えれば、この結果は実に見事だ。これからレースの準備に焦点を当てていく。FP2で良いロングランペースがあったので、明日はポイントのために戦えるはずだ」カルロス・サインツ (9番手)「Q3に戻ることができたし、今回の予選にはとても満足している! FP1では全く走れず、FP3では正しいセットアップを得られずに苦しんでいたので、9番手という結果はこの週末の流れを本当にうまく好転させることができた。なんとか良いラップをまとめることができたし、最後まで順調に改善して、最後の1分11秒4は今日の最大限だったと思う。ここの市街地コースで予選を走るはいつも楽しいけど、まだ仕事は終わっていない。予選でいい分析とガレージから完璧な指示をしてくれたチームに感謝したい」 ランド・ノリス (12番手)「F1でモナコを走るのが初めてだったことを考えれば、全体的にまずまずの予選だったと思う。おそらく方向性を少し間違ってFP3では苦しんだので、クルマを木曜日の状態に戻した。クルマがどのように変わるのか少しわからない部分もあったけど、僕には木曜日からアイデアがあった。最後のアタックラップではターン1で少しミスをしてしまい、それで結果的にQ3に進めなかった。重要な時にまとめられなかったのは僕のミスだ。僕たちは大きく前進している。他のトラックと比べて、僕に自信が足りなかったのかもしれない」関連:2019年 F1モナコGP テレビ放送時間&タイムスケジュール
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