マクラーレンは、F1バルセロナテストの午後のセッション開始直後にピットレーン出口でストップ。この日3度目の赤旗中断となった。マクラーレンは、新加入のカルロス・サインツがMCL34のステアリングを握って2019年のプレシーズンテストを開始。午前中は56周を走行して6番手タイムとなる1分20秒430を記録。ホイールナットの故障で中断を余儀なくされた昨年とは異なり、順調なスタートを切ったかに見えた。
しかし、午後の走行を開始しようとした直後にピットレーン直後でストップ。この日3度目の赤旗中断の原因となった。メカニックがトロリーにマシンを載せてガレージまでクルマを戻した。駆動系のトラブルと見られ、調査を続けていた。しかし、ストップから1時間後にマクラーレンは走行を再開。最終的に119周を走行してカルロス・サインツはトップから0.397秒差の2番手タイムとなる1分18秒558を記録した。2019年 F1 バルセロナテスト 1日目 結果PosドライバーチームマシンタイムGAP周回1セバチャン・ベッテルフェラーリSF901分18秒161 ●  1692カルロス・サインツマクラーレンMCL341分18秒558 ● 0.3971193ロマン・グロージャンハースVF-191分19秒159 ● 0.998654マックス・フェルスタッペンレッドブルRB151分19秒426 ● 1.2651285キミ・ライコネンアルファロメオC381分19秒462 ● 1.3011146ダニール・クビアトトロロッソSTR141分19秒464 ● 1.303777セルジオ・ペレスレーシングポイントRP191分19秒944 ● 1.783308バルテリ・ボッタスメルセデスW101分20秒127 ○ 1.966699ルイス・ハミルトンメルセデスW101分20秒135 ○ 1.9748110ニコ・ヒュルケンベルグルノーR.S.191分20秒980 ○ 2.8196511ダニエル・リカルドルノーR.S.191分20秒983 ○ 2.82244● C1 / ○ C2 / ● C3 / ● C4 / ○ C5ピレリは、2019年のF1世界選手権から新しいタイヤ命名システムを導入。ドライコンパウンドは7種類から5種類への削減され、内部的に最も硬いものをC1(コンパウンド1)、最も柔らかいものをC5(コンパウンド5)と名付け、その中から3つのコンパウンドを各レースでハード(ホワイト)、ミディアム(イエロー)、ソフト(レッド)として配分する。 公式テストではレースとは異なり、5種類すべてのコンパウンドが使用するため、F1マシンがどのタイヤを装着しているかを識別しやくすくするため、ピレリは最も硬いC1と最も柔らかいC5にサイドウォールにストライプをつけないカラーリングを採用ししている。関連:F1バルセロナテスト 1日目 結果 | セバスチャン・ベッテルがトップタイム
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