マクラーレンは、2019年のインディ500に向けてインディカーチームとしてマシンをテストをするのは2019年の4月以降になると考えている。今年11月、マクラーレンは独自のチーム『マクラーレン・レーシング』としてインディ500に参戦することを発表。ドライバーは世界3大レースでの“3冠”を目標に掲げるフェルナンド・アロンソが務める。
マクラーレンのインディカー・プロジェクトは、元フォースインディアのボブ・ファーンリーが務めることになっており、マシンには2017年にアロンソがインディ500に初挑戦したときとは異なり、シボレー製のエンジンが搭載される。すでにマシンは発注されている。マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは、インディカープロジェクトについてのスケジュール感を概説した。「マシンは1月にここに到着し、そこから製造プロセスに入っていく」とザク・ブラウンはコメント。「我々には現在取り組んでいるテストプログラムがある。テストには様々な制限があるため、自由にできるわけではない」「4月上旬に初めてトラックで走行することになると思っている。そこが我々のテストが開催されるタイミングとなる。当然ながら、インディアナポリスとインディアナポリス以外で現行レギュレーションで許されている最大量のテストを実施していく」そのタイミングの一部は、マクラーレン・テクノロジー・センターで行われているマシンの製造に関連しているが、チームは2019年のインディカー・プロジェクトのためにリクルートも継続している。それでも、ザク・ブラウンは、すべての面で良い進歩を遂げていると語る。「我々のプレジデントであるボブ・ファーンリーにはインディアナポリスでの素晴らしい歴史がある。我々はエンジニア、チームメカニックを雇った。チームの人員配置のほぼ半分の段階にきていると思う。トラックとトレーラーは準備が整ってる。当然ながら興奮している」「彼らはインディカーでの経験のある人々であり、F1とは別のチームになる。ボブ・ファーンリーは素晴らしい仕事をしている。私自身も1月末にはインディアナポリスに行く予定だ。楽しみにしていてほしい。もっと多くの人員発表があるし、スポンサーも発表することになる。発表以来、活発な議論が行われている。インディ500では最高に格好いいインディーで参戦することになるだろう」
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