マクラーレンは14日、メルボルンのアルバートパーク・サーキットで、F1第1戦オーストラリアGPの初日フリー走行を行った。ルイス・ハミルトンとヘイキ・コバライネンは、2回目の走行でそれぞれ首位と4番手タイムを記録。最初のセッションでも2番手と4番手につけた。
ルイス・ハミルトンフリー走行1回目:2番手 1分26秒948 21周フリー走行2回目:1番手 1分28秒559 33周「1年前にF1のキャリアをスタートさせたメルボルンでのレースに戻ってこれて素晴らしい気分だ。新しいシーズンのスタートとしてフリー走行で最初ガレージを出るときは常に特別な感覚だよ。マシンはよい進歩を見せたし、僕たちは改善されたトラックコンディションを最大限に利用した。僕たちの最大のライバルは強そうだけど、それでも彼らと比べて僕たちがどの位置にいるかを比較するにはまだ少し早すぎるよ。オーストラリアGP、そしてシーズンの始まりとして、全体的に良いスタートが切れたね」ヘイキ・コバライネンフリー走行1回目:4番手 1分27秒114 19周フリー走行2回目:4番手 1分27秒683 29周「ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスのドライバーとして初めてガーレジを出ていく感覚は素晴らしかった。チームのプロ意識や今日の2度のセッションの進行を楽しんだよ。思ったより暑かったけど、マレーシアのための良い練習になったね。風も考慮しなければならなかったが、マシンは良い進歩を遂げた。汚れたトラックコンディションでタイヤにはいくつかグレイニングが発生したが、サーキットが改善されれば、もっとグリップはよくなるだろうね」ロン・デニス チーム代表「ルイスとヘイキの両方が週末のためにしっかりとしたスタートを切った。マシンバランスには満足している。最初のセッションは、路面が汚れていて、刻々と変化していったので、ただトラックに慣れるために費やした。2回目のセッションでは、予選とタイヤの作業をはじめた。今日は風が強く、セットアップ作業が難問だったが、問題はなかった。ウォーキング、ブリックワース、そしてシュトゥットガルトにいるチーム全体が、今日のために非常に一生懸命働いてくれた。シーズンに向けて力強いスタートを切り、彼らの努力が報われることを願っている」ノルベルト・ハウグ「スペインで初めて2台のMP4-23を走らせた今年の1月9日から、チームはさまざまな作業に取り組んできたから、この成果が初日にどう現れるかにわれわれ全員が興味を持っていた。明日、最高の結果を求めて戦うにはかなりいいポジションにいるようだし、できれば決勝もそうありたいね」