マクラーレンは、F1アブダビテスト初日にウイングが搭載されたHaloをテストした。FIAは、2018年から前方からのデブリに対してドライバーの頭部を保護するためのコックピット保護デバイス『Halo』を導入する。デバイスの構造部品は単一のサプライヤーが供給することになっているが、各F1チームは上面の20mm以内で非構造フェアリングを加えることが許されている。
マクラーレンは、F1アブダビテスト初日の午前中にフェルナンド・アロンソのマシンで3枚のウイングが巧妙に重なったフェアリングを搭載したHaloを搭載。エアボックス周りの気流を整えることが目的とみられており、エンジンカバーの横などマシン後方の気流をチェックするためにセンサーが搭載された。F1アブダビテストは、2018年のピレリのF1タイヤのテストがメインだが、最初の1時間はフリーでテストすることが許されている。また、マクラーレンは、F1ブラジルGP後に予定されていた2日間のテストがセキュリティ上の問題でキャンセルとなったため、今回のテストでは2台のマシンを走らせることが許可されている。