マクラーレン・ホンダのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエが、F1ロシアGPの決勝レースを振り返った。マクラーレン・ホンダは、フォーメーションラップ中にフェルナンド・アロンソのマシンのERSにトラブルが発生。レースをスタートすることができなかった。1台でのレースは前戦バーレーンGPに続いて2戦連続となる。
パワーユニット交換による15グリッド降格ペナルティで最後尾スタートとなったストフェル・バンドーンは、辛うじて2台のザウバーの前の14位でフィニッシュした。「このような結果ままで終わるわけにはいかない。14位完走という結果は、マクラーレンのF1での目標ではない。このレベルのパフォーマンスが長く続かないように、我々は懸命に仕事をしている」とエリック・ブーリエはコメント。「レース週末に信頼性やパフォーマンスの問題に直面するのは、本当に残念だ。今のポジションから脱出するために、チームが一丸となって仕事に取り組む必要がある」「今日はパフォーマンスに制約があったことを考えると、ストフェルは非常に落ち着いた効率的なレースをしてくれた。タイヤと燃料をマネージするために指示されたことをすべて確実にこなした。先ほど申し上げた通り、14位というのは注目に値する結果ではないが、今日のレースでマシンが達成し得る結果そのものだった。ストフェルが完走し、有益な距離を走行してくれたことはよかった」「フェルナンドについては、私も彼のフラストレーションを感じている。2戦連続で1台のマシンしかスタートできなかったというのは、許されないことであり、この弱点はすぐに解決する必要がある。当然のことながら、アロンソはがっかりしていたが、状況は必ず改善する」関連:F1ロシアGP 結果:バルテリ・ボッタスがF1初優勝!