マクラーレン・ホンダは、F1バルセロナテストの2日間でいまだ本格的な走行ができていない。ホンダのF1復帰3年目は、またも厳しいスタートとなった。初日はフェルナンド・アロンソのマシンにオイル漏れが発生し、エンジン交換により29周しか走行できなかった。2日目はストフェル・バンドーンがMCL32を引き継いだが、またもエンジン交換が必要なトラブルが発生して、40周の走行で終えた。
メルセデスが2日間で320周を走行しているのに対し、マクラーレン・ホンダは69周しかできていない。来月の開幕戦オーストラリアGPまで今週の2日間と来週の4日間しかテストをするおとはできず、ストフェル・バンドーンは失われた走行の影響は大きいと認める。「もちろん、ベストな状況ではない」とストフェル・バンドーンはコメント。「昨日と今日、誰もがもっと多くのラップを走れるおkとを願っていた。でも、それはそれだ」「全てのタップが僕には経験だ。バーレーンでグランプリを1戦戦っただけなので、毎日が重要だ」「フェルナンドは昨日29周を走り、僕は40周を走った。僕たちはまだ1周も本格的な走行をしていない」「チェックしなければならないことはまだたくさんある。問題なくプログラムをフルにこなせる一日を過ごせれば、パフォーマンスに関してもっと良い見解が得られるだろう」ストフェル・バンドーンは、チームがここまで実施したプログラムは“主に信頼性、システムチェック、空力スキャンといったテスト序盤で行う通常の全てのチェック”だと語る。ホンダは、月曜日のフェルナンド・アロンソのトラブルは2017年の新しいオイルタンクの形状に関連していると考えているが、まだストフェル・バンドーンの問題については調査中としている。「僕たちはまだ何が原因だったのか詳しく調べているところだ。もちろん、もっと多くのラップを走りたかったけど、今日はそれができなかった。この2日間は僕たちにとって難しかった」「明日と明後日は僕たちにとって重要だ。僕たちは状況を最大限に生かしていくつもりだ。まだ始まったばかりだけど、クルマに乗った第一印象はかなりポジティブだ。プッシュしたし、クルマを走らせることができたのはポジティブだった」「難しい2日間だったし、多くは走れなかった。舞台裏で多くのテストが行われた。ペースがどうかを理解するには丸一日、しっかりと多くのラップを走る必要がある」
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