マクラーレン・ホンダは、F1レギュレーションが大幅に変更になる2017年シーズンにむけて“強気”なムードで作業を進めている。4年間、優勝から遠ざかっているマクラーレンは、2017年にトップに返り咲くことを目標としており、大きな役割を占める空力の変化がチャンスになると考えている。
今後、マクラーレンのエグゼクティブディレクターとしての仕事を開始したザク・ブラウンは、2017年F1マシン『マクラーレン・ホンダ MP4-32』のここまでの計画に励まされていると語る。「全員がとても興奮している」とザク・ブラウンは Sky Sports にコメント。「クルマの詳細を細かく見てきた。今年のクルマの全てのレポートと彼らがどこに改善のエリアを見つけたかを見せられたことで、全員が来年にむけて非常に強気だと感じている」今年、マクラーレン・ホンダは、壊滅的な2015年から3つ順位をあげて、コンストラクターズ選手権6位でシーズンを終えた。しかし、まだホンダとのパートナーシップを再開してから表彰台を獲得できていない。だが、ザク・ブラウンは、今回も少なくとも昨年の冬の前進を繰り返すことができると楽観的だ。「今年、チームは素晴らしい進歩を示した」とザク・ブラウンは付け加えた。「この2年間は厳しかったが、今年は良いレースカーをもっていた。ホンダはいくつか良いパワーを出していたし、2015年から2016年、2016年から2017年と同じ飛躍を果たすことができれば、我々は前進できる」また、ザク・ブラウンは、2018年にむけたタイトルスポンサーとの交渉も順調だと語る。「多くの人々と交渉中だ」とザク・ブラウンは認める。「2017年は現実的ではない。だが、2018年もそう遠くはないので、我々は大企業、ブランド、同じ信念の企業に集中するつもりだ。いくつか素晴らしい話し合いができているのは確かだが、まだ初期段階だ」
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