マクラーレンはリザーブドライバーを務めているケビン・マグヌッセンが2016年の計画の一部ではないことを発表したが、ロン・デニスは、ケビン・マグヌッセンのF1キャリアを支援していくと述べた。1年間、レース活動から離れていたケビン・マグヌッセンは、2016年にレースシートに戻りたいとの願望を繰り返し表明してきた。
2015年のドライバーを決定する際にケビン・マグヌッセンを推していたとされるロン・デニスは、彼のキャリアの邪魔をしたくはなかったと述べた。「2010年にケビンが我々の若手ドライバープログラムの一員となってからの5年間、彼はマクラーレンのために常に非常に印象的でプロフェッショナルな仕事をしてくれた」とロン・デニスはコメント。「2014年には経験豊富で速さのあるワールドチャンピオンのジェンソンと並んでとても良いレースを見せた。昨年のケビンのグランプリデビューは表彰台という形で報われた。このことは彼自身も、我々も誇りに思っていい」「ケビンは2015年もフェルナンドとジェンソンをサポートし、我々のためにハードワークを続けてくれた。しかし、レースができないことにフラストレーションを感じたことは理解できる」「彼は来年のレース復帰することを切に願っている。我々の伝統と若手ドライバーに対する方針通り、彼の野心と可能性を成し遂げることを邪魔はしない」「彼は非常に優秀なレーシングドライバーであり、F1でキャリアを続ける資格を持つドライバーだ。それはジェンソンが公に述べた通りだ」「来年のマクラーレン・ホンダにはレースドライバーとしての彼の居場所がなかった。しかし、ワールドチャンピオンであるフェルナンドとジェンソンという二人によって押し出されたことは何ら恥じることはない」「我々はケビンの幸運を願っている。彼がレーシングキャリアで次の輝かしい章に乗り出せるようにできる限りの協力していく」