マクラーレン・ホンダは、F1シンガポールGPの決勝レースで、フェルナンド・アロンソとジェンソン・バトンともにギアボックストラブルでリタイアだった。フェルナンド・アロンソ (リタイア)「本日のレースは我々にとって非常に残念な結果だった。今日はジェンソンも僕もポイント圏内で完走できたはずけど、両マシンにギアボックスの不具合が発生したため、そのチャンスを逃してしまった」
「僕たちはリタイアするまではトップ10以内を走っており、スーパーソフトタイヤでのパフォーマンスはかなり良かった。そのため、2人ともレース終了までそのポジションをキープすることができたのではないかと思う。ただ、ポイントを獲得するには完走しなければならないし、今日はそれができなかった。今日は僕たちが今まで以上に懸命に努力しなければならないことを思い知らされる一日だった。まだパフォーマンスと信頼性に欠ける部分があり、その2つを改善するには多くの仕事が待っている。僕たちはそれを成し遂げる必要がある」ジェンソン・バトン (リタイア)「今日はポイントを獲得すべきレースだったし、もしパストール・マルドナドとの接触がなく、ギアボックスの問題がなければ、実際にポイントを獲得していただろう。言い訳はたくさんありけど、マシンをドライブした感触はまずまずだったし、これはポジティブな点だ。各ピットストップの間に長いスティントを走行し、タイヤをうまく使うことができた。これは常に有効だし、2回目のセーフティカー導入にも助けられた。今シーズンは厳しい状況であり、全員がそれを痛感している。ただ、そんな状況でも、ウォーキングおよび日本のさくらのメンバーが手を休めることはなかった。チームはこれからも懸命に取り組み、日本での次のレースに焦点を当てていく。次戦はホンダのホームサーキットだけど、厳しい週末になるだろう。それでも僕たちはベストを尽くす」エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)「我々のマシンの今日のレースペースは励みになる内容でした。フェルナンドのベストラップは、燃料をかなり多く積んでいる状態だったにもかかわらず、本日のレースで最速ラップを記録したダニエル・リカルドのタイムからわずか1.1秒差でした。ただ、今日はギアボックスの不具合によって両マシンがリタイアせざるを得ない状況となり、マクラーレン・ホンダの全員にとって残念な一日となりました。その問題については原因を調査し、同じ不具合が出ないようにします。我々はここから(次戦の日本GPが開催される)鈴鹿に移動します。鈴鹿は今年のF1カレンダーの中でもすばらしいサーキットの1つであり、我々のエンジンパートナーであるホンダの母国グランプリとなります。ここシンガポールでは、この3日間を通してホンダのパワーユニットが高い信頼性を示してくれました」関連:F1シンガポールGP 結果:セバスチャン・ベッテルが今季3勝目!
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