マクラーレン・ホンダ、F1オーストリアGPで大幅アップグレードを投入 マクラーレン・ホンダは、6月のF1オーストリアGPむけて大規模なアップグレードパッケージを準備している。 F1モナコGPでは、信頼性の問題によって惜しくもポイント獲得のチャンスを逃したフェルナンド・アロンソは、ロングストレートのある次戦F1カナダGPではチームの苦戦を予想している。
しかし、フェルナンド・アロンソは「僕たちにはオーストリアに向けて非常にアグレッシブなプランがある。そこが僕らの鍵となるレースになる」とコメント。6月後半のF1オーストリアGPでマクラーレン・ホンダ MP4-30に多くの改善が施されることは、レーシングディレクターのエリック・ブーリエも認めている。 「モナコは残念な結果に終わったが、フェルナンドにはプロジェクトを信じてほしいと言った」とエリック・ブーリエは Marca にコメント。 「我々が前進を続けていけば、多くの新しいものが投入される。オーストリアの改善は、我々を次のレベルに連れて行ってくれるはずだ」投入されるアップグレードは空力を中心としたもので、その少し後のF1ハンガリーGPの頃に9つの“トークン”の大半を投じてパフォーマンスアップを図ると考えられている。エリック・ブーリエは、エンジンのアップグレードについては明言を避け、ホンダの改良は“彼らの準備ができた時”に投入されると述べた。 一方、フェルナンド・アロンソは、2015年は事実上の"テスト"であり、忍耐が必要なことは承知していると語る。「冬のテストではなく、これはテストのシーズンだ」とフェルナンド・アロンソは述べた。エリック・ブーリエにより、チームメイトのジェンソン・バトンも、マクラーレン・ホンダの計画をすべて把握しているという。「今年が彼らの年になるなどと言ったら、それは嘘になる」とエリック・ブーリエは El Confidencial に語った。 「長期のプロジェクトを構築したい場合、最も重要のは信用と透明性だ」
全文を読む