マクラーレンは、F1ロシアGPの決勝レースで、ジェンソン・バトンが4位、ケビン・マグヌッセンが5位だった。ジェンソン・バトン (4位)「まあ、それほど悪い一日ではなかった。クルマから最大限を引き出せたと思う。1周目のターン3はフェルナンド(アロンソ)と大接近したときはちょっとヒヤッとしたけど、それ以外はなかなか順調なレースだった」
「1セットのタイヤでこんなに長く走れるなんて不思議な感じだ。プライムはいつまででも持ちそうだったね。そういう点ではちょっと“昔ながら”のレースに戻ったみたいだった。オースティンの路面もここととても似ているので、タイヤがどれだけ持つか楽しみだ。僕たちにとって厳しい1年だけど、ここ数戦のグランプリで明らかに改善している。4位と5位という今日の結果はここ最近のベストだし、ケビンと僕が獲得した22ポイントはコンストラクター選手権でとても役立つ。そうは言っても、表彰台の最上段に立たなければ満足することはない。それがF1の考え方だ。でも、信じて欲しい。今日はクルマから最大限を引き出せたし、レースペースも良かった。近いうちにもっと良いリザルトを出せるだろう」ケビン・マグヌッセン (5位)「11番グリッドからできるだけポジションを上げるためにスタートから全開で攻めると決めていた。うまくいったよ。1周目はとても良かったし、すぐに5番手まで上がることができた。でも、その後は特にレース後半で燃料をかなりセーブをしなければらならず、かなり犠牲を払った。それでも、僕にとってはそれほど波乱のない午後だった。のんびりとサンデードライブを楽しむような感覚だった。燃料をセーブするためにコーナーの200m手前からパワーを落としていた。誰も追いついてこなかったのには本当に驚いた。たぶん、後ろの人たちも同じ問題を抱えていたんだろうね。なので、5位フィニッシュには満足している。ジェンソンも予選・決勝で4位だったし、これは2つの面で素晴らしいリザルトだ。僕たち2人で貴重なコンストラクターズポイントを稼げたし、僕たちのクルマが着実に改善しているということでもある。良い週末だった。思ったよりも僕たちには速さがあったし、それはとても良かった。この調子を残りのシーズンで維持できるようにここから本当にハードにプッシュしなければならない」関連:F1ロシアGP 結果:ルイス・ハミルトンが4連勝