マクラーレンは、フォース・インディアにドライバーを強要する考えはないことを明らかにした。フォース・インディアは、マクラーレンと5年間のパートナー契約を結んだことを発表。メルセデス・ベンツエンジン、ギアボックス、KERSの提供を受けることになった。フォース・インディアとマクラーレンの間で話し合いが行われている間、マクラーレンが、メルセデス・ベンツDTMレーサーのポール・ディ・レスタとテスト・ドライバーのデドロ・デ・ラ・ロサを2009年のフォース・インディアのシートに座らせるという憶測がなされてきた。
しかし、マクラーレンのCEOであるマーティン・ウィットマーシュは、ドライバーを推薦はするものの、それをフォース・インディアに強要することはないとの考えを述べた。「このパートナーシップに縛りはない。ビジェイは、彼の関与とこのパートナーシップと我々への投資に多くの自信を示している」「我々は座って、開発プロセスとパワートレインの拡大など、プログラムのあらゆる面を話している。我々はこれらすべてのことにおいて、共に作業している」「パフォーマンス強化すると我々が考える提案と推薦はするつもりだ。ビジェイは、多くの分野で多くの成功をおさめた企業家だ。彼がそれらの注意をすべてF1に向ければ、彼は我々全員にとって恐ろしい競争相手となるだろう」「事実、彼はF1の外側に莫大なビジネスの責務があると思うし、この分野のプロフェッショナルな専門家である我々に、前進するのに必要なあらゆる推薦を期待していると考える」「最終的に、我々はフォース・インディアが相応しいチームであることに敬意を持っている。彼らはパートナーで、提案や推薦はするだろうが、チームが決定しなければならない。決定権は彼らにある」「これはマクラーレンによる乗っ取りではない。我々が協力する独立チームであり、我々はこの編成がビジネスの利点を持ち込むことができると期待している」フォース・インディアのビジェイ・マリヤは、マクラーレンのドライバーに関するアドバイスを聞くことを認めている。「マーティンは非常にうまく提案している。彼らは我々のチームの最も関心のあることを推薦するだろうし、彼らのアドバイスを無視するのは一苦労だろうね」「まず、我々はクルマを作らなければならない。もし我々がクルマを持っていなければ、ドライバーを持てる状態ではないんだ! 現在の全ての計画は、まずクルマを得ることだ。既に外枠は進めているので、我々はクルマに集中する必要がある。ドライバーはその次だ」「我々はそれらを話している。マクラーレンは、私と同じくフォース・インディアに誇りを持ってくれているし、マーティンの提案は最も興味がある真面目な話だ。我々はそれについて話している。ドライバーはひとつの要素だ。」
全文を読む