マクラーレンは、育成ドライバーのストフェル・バンドーンを来週バーレーンで開催されるF1テストに起用することを明らかにした。ストフェル・バンドーンは、F1バーレーンGP後にトラックで実施されるプレレーステストでMP4-29で初めてのF1テストを実施する。今年、ARTから伊沢拓也のチームメイトとしてGP2に参戦する22歳のストフェル・バンドーンは、今シーズンの大部分でマクラーレンのリザーブドライバーを務める。
ストフェル・バンドーンは、去年のフォーミュラ・ルノー3.5でケビン・マグヌッセンに次ぐ2位でシーズンを終えている。マクラーレのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、ストフェル・バンドーンには“天賦の才”があると述べた。「私は常に若手ドライバーに“歩けるようになる前に走ろうとするな”と言っている。なので、私に今言えるのは、ストフェルにはあらゆる天賦の才と必要なパーソナリティがあるということだけだ。彼がブレークすれば、彼がゴールまで辿りつけない理由はない」