マクラーレン・グループのCEOに復帰したロン・デニスは、ケビン・マグヌッセンのパフォーマンスが、セルジオ・ペレスを放出して、彼をチームに昇格させたことを正当化させたと述べた。昨年フォーミュラ・ルノー3.5でチャンピオンを獲得したケビン・マグヌッセンは、今年マクラーレンでセンセーショナルなF1デビューを果たした。
デビュー戦となったF1オーストラリアGPでは、トリッキーなコンディションとなった予選でチームメイトのジェンソン・バトンを上回り、レースでは3位表彰台でフィニッシュ。さらにダニエル・リカルドの失格処分により、最終リザルトは2位に昇格した。「彼はこれ以上ない仕事をしたと思う」とロン・デニスはコメント。「彼は週末を通してまったくミスをしなかった。コースオフすることもなかったし、全て指示に従うというわけでなく、正しいタイミングで非常にハードにプッシュしていた」「彼のことは称賛することしかできない。レギュレーションの複雑さ、ウェットとドライバの両方のコンディションでのチャレンジングな予選での初グランプリでの3位。誰がそれ以上を求められる?「それは選定プロセスを正当化した」「彼にチャンスを与えることが間違っていることもあるわけで、常にそのような決定をすることは難しい。私はそれが正しかったことを嬉しく思っている」ケビン・マグヌッセンは、2013年にチーム代表を務めていたマーティン・ウィットマーシュに雇われたが、ロン・デニスは、セルジオ・ペレスに代えてケビン・マグヌッセンと契約するという決定に介入していたことを認めた。「そのような決定は一人しかできないこともある。今回の場合、問題の範囲もあり、それは私だった」」「2013年中に私が介入したとき、いくつかの出来事があった。これはそれらのうちのひとつだった」