マクラーレンは、今週末のF1中国GPを控え、改善する必要のある主要なエリアを特定できたと考えている。マクラーレンは、突然グリッドのトップに返り咲くような“特効薬”はないと認めるが、MP4-28でうまく機能していなかった部分を特定したとし、中国GPのために多くのアップグレードを持ち込む。
「我々はクルマの問題がどこにあるか把握できていると思う」とマクラーレンのマネージングディレクターを務めるジョナサン・ニールはコメント。「我々はオーストラリアとマレーシアの間になんとかクルマを改善することができたし、我々は本来のペースに近づいた」「あの週末から学び、我々は中国にいくつかアップグレードを持ち込む。いくつかはルーチンのものであるが、いくつかは現状に対応したものだ」「進歩を確実とするために、中国では持ち込んだパッケージを走らせる必要があるし、金曜日がかなり鍵になる」「我々は今、正しい方向に進んでいると確信している。問題がどこにあるかは見当がついている」「中国GP後はより多くの答えを得ていると思う」ジョナサン・ニールは、マクラーレンはまだ2013年にタイトル争いを繰り広げられると考えている。「以前の年もポールではないクルマが最後まで戦えることを観てきたし、我々がここでやっている全ては、まずなにより勝てる状態に戻すために設計されている」「その速さを得ることができれば、それができない理由はない。我々はチャンピオンシップを争える」「クルマにペースを取り戻すためにやるべき必要のある作業量について幻想は抱いていない」「何か一つのものや特効薬があるわけではない。クルマのパフォーマンスを取り戻すためのことはたくさんある」「もちろん、理想的なスタートではなかったし、それは否定できないが、私はこのチームとこのクルマを信じている」
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