マクラーレンは、F1オーストラリアGPの予選で、ジェンソン・バトン、セルジオ・ペレスともにQ2に進出した。ジェンソン・バトン「今日のようなストップ-スタートのセッションは全員にとってタフだ。僕たちドライバーにとって、何度も予選のチャレンジのために自分自身を作り上げていかなければならない。例えば、ウサイン・ボルトが100mのスプリントを5連続でやると言われて準備をしたのに、そのうちの4回を中断されるような感じだ」
「このようなレベルの混乱があると、どんなアスリートでもメンタルや心理的にかなりのストレスを感じるものだ。ただ、もっと最悪だったのはファンだ。一日中、予選を楽しみにして待ってくれていたのに、コース上のアクションもなく、雨が降る中でじっとしていることを強いられた。本当に申し訳なく思う。どんなスポーツでも、最終的にはファンがすべてだからね。でも、明日エキサイティングなレースを披露することでその埋め合わせができることを願っている。とはいえ、FIAにはこれ以外の選択肢がなかったと思う。安全性を理由に、Q2とQ3を明日に延期すると決めたFIAの判断は正しかった。そうは言っても、予選が日曜日の朝まで延期されることは、レース前にビーチでコーヒーを飲んでいる場合ではないということだ。メルボルンのレースのときは毎回そうしているんだけどね。でも、それほど悪いことではないかもしれない。日曜日の朝にメルボルンのコーヒーを飲むという僕の幸運のげん担ぎは今後も続けられそうだしね。今回はここで勝つだけの十分な速さがあるとは思わないので、ビーチでコーヒーと優勝という僕の記録に傷が付くことはない」セルジオ・ペレス「終えることができなかったけど、サスペンスとエキサイトメントが満載のすごくドラマチックな予選だった。不確実性はすべてのチームにとってトリッキーだったけど、それでも僕たちのスタッフは素晴らしいな仕事をしたと思う。ディレイがあってもセッションを通して落ち着いて集中を切らさなかった。そのおかげで僕とジェンソンは全てが完全にコントロールされていると自信を持っていることができた。明日は予選とレースの間がかなり短くて、タイトなスケジュールになる。それは全員にとって、特にガレージにいるメンバーにとって厳しいだろう。皆には先にお礼を言っておくよ、OKだけよ? それでも、FIAのスチュワードがQ2とQ3を延期にしたのは正しい決断だったと思う。視界が悪く、グリップも低くてコンディションはあまりに危険になっていた。僕たちのマシンはあるべき競争力をまだ見せていないので、明日は僕たちにとってトリッキーな一日になるかもしれない。でも、僕らの目標は、今のところパフォーマンス面で僕たちを若干上回っていると思われるチームについていきながら、2台でポイントを獲得することになるだろう」関連:F1オーストラリアGP 予選:悪天候でQ2以降を翌日に延期