マクラーレンは、F1カナダGPの決勝レースで、ルイス・ハミルトンが今季初優勝。ジェンソン・バトンは16位という結果だった。ルイス・ハミルトン (優勝)「カナダに戻ってきて、今日のようなパフォーマンスができたことは信じられないくらいすごい感覚だ。この優勝は、2007年の僕のF1初優勝くらいいい気分だ。実際、長年で最高のレースのひとつだと言いたい」
「正直、最高の気分だ。本当に素晴らしい。ラインを越えたときは信じられなかった。心の中で感情が爆発しているようだった。本当に素晴らしい。これこそモーターレーシングで一番好きなことだ。今日のレースが信じられなくらいタフになりそうなことはわかっていた。なので、最初のスティントで、セブ(ベッテル)について行けたのは本当に嬉しかった。その時点ですでに優勝争いに加われると感じていた。僕たちの作戦はずっと2ストップだった。それがフィニッシュするための最速の方法になるとわかっていた。今日はタイヤを本当にうまく労われることができたし、2ストップで行くことをわかった上でタイヤを使った。レース中の出来事を100%コントロールしていたし、理解していた。その点でも僕たちのベストレースのひとつだった。レースエンジニアのアンディ(レイサム)に、情報を流し続けるように言っていたし、今日の彼は素晴らしかった。タイムを失っているのか稼いでいるのか常にわかっていたし、本当に役に立った。全ての優勝が異なる。全ての優勝が新しいし、特別で、新鮮だ。チーム全員がボーダフォンの“ロケット・レッド”のヴィクトリーTシャツを着ているのを見ると、ファクトリー全員も同じことをしているのを知っているので、すべてがさらに特別に感じられる。最後にファンのサポートも素晴らしかった。この勝利は彼らに捧げたい。今日ここにいることをとても感謝している」ジェンソン・バトン (16位)「まずはルイスとボーダフォン・マクラーレン・メルセデス・チーム全体に心からおめでとうと言いたい。今日はとても速かったし、ルイスは素晴らしい仕事をした。でも、今日の僕はスピードを見つけられなかったし、タイヤを労わることができなかった。全体的に、ここ数回のグランプリ週末は僕にとって素晴らしいものではなかった。でも、マシンに変更を加えるたびに、うまくいって改善してくれることを期待するものだし、近いうちに問題を解決できることを期待している」関連:F1カナダGP 結果:ルイス・ハミルトンが今季初優勝!