マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュは、ムジェロテスト最終日の午後にテストした新しいハイノーズデザインに変更する予定だと述べた。ムジェロで披露された新しいノーズは、当初のデザインよりも前面がはるかに高く、長くなったピラーが特徴的。残りのチームが採用している段差ノーズに近い効果をもたらすとみられている。
マクラーレンは、ムジェロテストの最後の数時間でしかハイノーズをテストしなかったが、マーティン・ウィットマーシュは、バルセロナで再びハイノーズを走らせる予定であり、レースでもそのままマシンに搭載することは理にかなっているだろうと述べた。「我々のドライバーは初めて経験するが、日曜日にそれを見られる可能性は高い」とマーティン・ウィットマーシュはコメント。「ムジェロで多くのフィードバックが得られたし、それをセットアップしてトラックでパフォーマンスを見い出せるだけのデータはある」新しいノーズデザインの哲学について質問されたマーティン・ウィットマーシュは、より高いノーズは気流をマシンのリアに向けるために役立つと述べた。「もちろん、典型的により低いドラッグと高いダウンフォースを求めているが、最近は追加できる改善が全体的にあまり多くないことことにお気づきだと思う」「ノーズとフロントウイングの場合、取り付けパイロンはかなり異なるし、他にも微妙な違いがある」「残りのマシンが享受する気流を管理している。最近は、マシンのかなり重要な部分において非常に小さな改善を見つけようとしている。マシンの後部周りは多くの規制があるので、リア自体を発展させるよりもそこに到達する記入を管理することでより多くの改善を生み出すことできる」マーティン・ウィットマーシュは、マクラーレンが再び競争力を証明できると考えているが、2012年にどれくらい競争的であるかを確信するのは不可能だと述べた。「我々はスペインで競争的だと思っているし、前進すると思うが、他のチームが何をしているかは決してわからない」「このスポーツの素晴らしいのは、全てを理解できたと完全に確信できないことだ」「開幕4レースでフロントローにいられるマシンがあったのは明らかだし、本質的なペースはあった。我々は連続的にマシンの開発に取り組んでいるが、他のチームがうまくいかずに厳しい時間を過ごすなど確信はできないものだ」「ムジェロのテストで興味深いデータを集めることができた。バルセロナで様子を見てみるが、その知識をうまく使えると思っている」 (左)従来型ノーズ (右)新型ノーズ
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