マクラーレンが、ホイールからタイヤに熱を送るためにメカニックが調整する可変リアブレーキダクトを使用しているとの噂がF1パドックで広まっている。そのデバイスによって、マクラーレンはレース週末で合法的にタイヤ温度を管理しているという。マクラーレンは、マレーシアでのレースでタイヤ温度に苦しんだあと、F1中国GPからそのデバイスを使っているとされている。
このデバイスは、メカニックがディスク周りに開けられたリアブレーキダクトを調整することで働き、ホイールを通して熱を送ることでタイヤの温度を増加させるという。このデバイスは“可動エアロ”には分類されず、レース中に調整されることはないため、合法だと考えられている。