マクラーレンは、F1ハンガリーGPで、ヘイキ・コバライネンが1位、ルイス・ハミルトンは5位だった。ヘイキ・コバライネンが、2年目でF1初優勝を達成。F1史上100人目のウィナーとなった。ルイス・ハミルトンは、レース中盤に右フロントタイヤが破損。大きく順位を落とし5位でフィニッシュした。
ヘイキ・コバライネン (1位)「今年は何度か勝利を狙えるポジションにいながらも、なぜか歯車が噛み合わなかった。今回はレース半ばを過ぎた頃から自分に風が吹いている気がして、フェリペ(マッサ)をプッシュした。フェリペが素晴らしいレースをしていただけに気の毒な気もするが、自分のマシンが完璧だったので、勝利に向かって攻め続けた。長年の目標を達成することができてとても嬉しい。こういう喜びを繰り返せるよう今後も頑張りたい」ルイス・ハミルトン (5位)「素晴らしい走りで初優勝をマークしたヘイキに、心から『おめでとう』と言いたい。僕のレースは思ったほど佳くなかった。フェリペの方がスタートが良かったので、オーバーテイクされたが、僕のスタートもまずまずだったと思う。第1スティントで何とか食らいつき、第2スティントではフェリペと互角のタイムで走行することができた。僕の方が長めのスティントを想定していたので、逆転のチャンスはあると思っていた。だが、タイヤにダメージを受けて、それも叶わなくなった。何が起こったか、正確には分からない。いずれにしても4ポイントを獲得できたので、チャンピオンシップリーダーの座を防衛できた。結果だけ見れば、それほど悪いレースではなかったね」ロン・デニス「今回のレースを終えて、『首位でフィニッシュするには、まずフィニッシュしなければならない』という古い言い回しを思い出した。それはともかく、いい仕事をしていたフェリペには同情を禁じ得ない。ただし、ヘイキはそれ以上にいい仕事をしてくれた。レースでも予選の速さをキープし、勝利者にふさわしいパフォーマンスを見せた。もっとも、今シーズンのヘイキは一貫してウィナーレベルの仕事をしている」「ルイスは、スタートで首位を失ったところで若干予定と違ってしまった。第2スティントは多めに給油し、最終ストップで逆転を狙った。残念ながら、左フロントタイヤにトラブルを抱えてしまい、その計画も実現には至らなかった。ただし、ルイスは選手権上のダメージを最小限に抑えた。今日は何と言ってもヘイキの日だった。ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスは、今回の勝利を本当に嬉しく思っている」 ノルベルト・ハウグ「フェリペとフェラーリは気の毒でならない。ルイスはタイヤ、フェリペはエンジンのトラブルに見舞われた。反面、ヘイキの初勝利は、彼の努力に報いるものであると同時に、センセーショナルでもあった。ミカ(ハッキネン)、キミ(ライコネン)、ヘイキと、我々はフィンランド人ドライバーと相性がいいようだ。一方、タイヤトラブルさえなかったら、ルイスにも勝利のチャンスがあった。途中で戦略を変更し、第2スティントを長めに取って最終ストップでフェリペを逆転する作戦だった。また、2位に入ったティモ(グロック)とトヨタには、祝福の意を表したい。今日のティモは、ワールドチャンピオンを従えて、堂々と最後まで走り切った。表彰台の顔ぶれもフレッシュで、新たな可能性を示唆してくれた。この後短い“夏休み”に入るが、初開催となるバレンシアの公道レースに向けて、ハードワークを継続する」
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