マクラーレンは、MP4-26の最も大きな秘密はまだ隠したままだと述べた。マクラーレンは4日(金)にベルリンで観衆の目の前でMP4-26を組みあげるというユニークな発表を実施。しかし、内部的なデザインを公開しないために、MP4-26にはプラスティック製の偽物のエンジンやエキゾーストが装着されていた。
マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュは、MP4-26には開幕戦までにアグレッシブな開発がおこなれると述べ、ベルリンではU字型のサイドポッド以上はデザインについてほとんど明かにしていないことを認めた。「安心してほしい。全てを見せているわけではない」とマーティン・ウィットマーシュはコメント。「マシンにはお見せできる本当に興味深いものがあると思う。しかし、いくつかのことはみなさんやライバルには隠している」「F1は継続的な開発が重要だし、我々は来週テストをスタートする。その段階までマシンはどんどん進んでいく。いくつか素晴らしいイノベーションがある。たとえレギュレーション、特にディフューザー周りの締めつけが厳しくなっても驚きがなくなることはない。創造性を高めるだけだ」「私にとって、自分の仕事のスリリングな部分のひとつは、私より賢い人間が行っていることを見れることだ。彼らは素晴らしいアイデア、関心、挑戦を持っている。リスクはある。だが、我々は革新的でなければ、競争にならない場所でビジネスをしている」「当然、今日はみなさんやライバルに完全な手のうちを見せてはいない。それでも十分興味深いことはあると考えている。美しく包括されたマシンだと思う。興奮に溢れているし、素晴らしいマシンだと思う」関連:・マクラーレン MP4-26 (主要諸元表)・マクラーレン MP4-26:詳細画像
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