フェリペ・マッサは、フェルナンド・アロンソが昨年のシンガポールGPのクラッシュゲート、いわゆる八百長レースに関わっていたと再び主張。来年からのチームメイトとの関係を危うくしている。「間違いなく彼は知っていた」とマッサはサンパウロで報道陣にコメント。「彼が知らないはずはない。僕は確信している」
スペインの通信社EFEは、マッサが「フェルナンドは間違いなく知っていた。論理的に知っていなければおかしい。知らなかったはずがない」と述べたと掲載。また、イタリアのメディアによれば、アロンソが2010年にフェラーリ入りすると発表されてから、マッサとアロンソは連絡をとっていないとしている。これを受け、フェラーリは公式サイトに声明を発表。「インターネット上で騒動」を引き起こしたマッサのコメントを否定した。フェラーリは、マッサはコメントを訂正したがっており、アロンソの関与はなかったと判断したFIAを尊重すると強調している。「僕の発言は直感によるもので、具体的な証拠に基づくものではない」「もちろん、昨年のシンガポールで起こったことには本当に失望している。自分がどう思ったかはもう何回も言っているし、もうその話を終わりにして今後を見ていくときだと思う」「僕たちがチームメイトになったとき、このエピソードが僕とフェルナンドの関係を傷つけることは絶対にない」マッサはこれまで、クラッシュゲートによって自分のチャンピオンシップが奪われたとの発言をしている。
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