フェリペ・マッサは、今が分裂シリーズを始める時間かもしれないと考えている。FOTAの8チームは、6月19日(金)までに2010年のエントリーに付けた条件を下すか、F1を離脱するかの選択を迫られている。そして、解決策を見い出すためのFIAとの会談が破綻に終わり、数日で合意に達することは困難な状況となっている。
「現在の状況は悪く見えるけど、合意に達したら好ましい将来になるだろう」とマッサは語る。「合意しなかった場合、僕たちはベストな選択が何かを真剣に考える必要がある。チームの団結しているので、スポーツにとって良いあろう異なる何かをする時間かもしれない」マッサは、トラックの外での政治的な争いがF1を破壊しており、みんながF1の状況を心配していると語る。「今週末、レーストラックで何が起こっても、また現在のF1の政治情勢がニュースになっているだろう」「クルマを運転するときは、そのことは考えないし、単純にできる限り速く運転するという仕事に集中している。でも、それらは僕に影響を及ぼすことだし、僕の将来とF1の将来に関わるので、コックピットの外ではそれらの問題について考えている」「僕たち全員が状況をとても心配しているし、僕のプロとしての人生に影響を及ぼすので、たとえ僕には状況を発展させるような影響力はなくても、念入りに進展を見守っている」「ここ数カ月は非常に馬鹿げた争いがなされているので、僕たちはF1は良い状態しなければならない。みんながファンのため、チームのため、スポンサーのため、そしてドライバーのためのF1にするために一生懸命に働く必要がある。この争いは必要ないことだ」
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