フェリペ・マッサは、フォーミュラE参戦についてジャガーと交渉していたことを明かした。フェリペ・マッサは、昨年9月に2016年限りでF1を引退することを表明し、ウイリアムズは、2017年のドライバーとしてランス・ストロールとバルテリ・ボッタスを起用することを発表していた。しかし、12月にニコ・ロズベルグがF1引退を発表したことで事態は一変。
後任としてバルテリ・ボッタスがメルセデスに移籍することになり、フェリペ・マッサは引退を撤回して、2017年もウィリアムズで走ることになった。今年初め、フェリペ・マッサはフォーミュラEのあるチームと2017/2018シーズンの参戦にむけた予備契約に契約したと報じられていた。フェリペ・マッサは、予備契約は事実ではないが、ジャガーと交渉していたことを認めた。ジャガーとフォーミュラEについて質問された「それは将来について考えていたことだった」と Autosport にコメント。「僕が契約を結んでいるという記事を読んだけど、正直、僕は何も持っていなかった。何度か交渉していたのは確かだけどね」ウィリアムズでのF1復帰が発表された後、フェリペ・マッサはジャガーのフォーミュラEカーをテストしている。フェリペ・マッサは、フォーミュラEカーのテストはF1復帰が決定する前に手配されており、約束を守りたかったと述べた。「僕のプランはレースを続けることだった。クルマを知るためにテストをすることはすでに決まっていた」「素晴らしいフィーリングだった。完全に異なるクルマだし、多くの部分でメンタリティも違っていた。異なるカテゴリーのクルマを学ぶのは素晴らしいことだ」一時は引退を決意したフェリペ・マッサだが、バルセロナテスト初日に103周を走行して3番手タイムを記録。まったく衰えていない走りを披露した。
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