フェリペ・マッサは、今年シーズン限りでF1を引退することを夏休み前に決めていたとし、2017年ついてはどのF1チームとも交渉していなかったと明らかにした。 F1イタリアGPを前に、フェリペ・マッサは、今シーズンの最終戦F1アブダビGPで15年間のF1キャリアに終止符を打つことを発表した。
ここ1カ月、フェリペ・マッサの契約終了ととにも、ジェンソン・バトンと交代させられるのとの噂が広まっていた。しかし、フェリペ・マッサは、自身の将来について決断を下したのは夏休み前だったと語った。 「数カ月前から僕は決めていた」とフェリペ・マッサは記者会見で語った。「2017年については、ウィリアムズはおろか、他のチームとも一切話はしていない」 「まあ、時々“残りたい”と発言したことはあったけど、それは嘘ではない。ただ、正確な状況ではなかったというだけだ。僕はただ、みんなの記憶に残るようなこの瞬間を待っていた」 フェリペ・マッサは、フェラーリで7年間を過ごした後、2014年にウィリアムズに移籍してF1キャリアをつないだ。最終的にウィリアムズと契約したものの、フェラーリを離れるタイミングでの引退も考えていたフェリペ・マッサは明かした。 「3年前にも僕はこうすることを心の中で考えていた。ここが辞め時だと確信するには、物事を決められる強い意志を持った決断力が必要だった。それは時に辛いことでもあるけど、同時にほっとしてもいる」 モンツァで引退を発表したことについて、フェリペ・マッサは、2006年にミハエル・シューマッハが最初の引退を発表した時のことに言及した。当時、ミハエル・シューマッハとフェリペ・マッサはチームメイトだったが、フェラーリはすでにキミ・ライコネンと2007年の契約を交わしていた。 「僕がこの場所、このレースを選んだのは、10年前にミハエル(シューマッハ)が引退を発表した場所だからだ」とフェリペ・マッサはコメント。「あの時、僕がフェラーリに残れたのは、彼が引退したからだった。キミの方が先にフェラーリとサイン済みだったからね。彼は、僕にこのチャンスを与えるために辞めることを選んだ。それに、ここは僕にとって第2の母国のようなものだ。本当に愛している国だ」関連:フェリペ・マッサ、F1引退を発表
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