フェリペ・マッサは、今年マクラーレンに復帰したフェルナンド・アロンソが、数年前からフェラーリ離脱を検討していたと述べた。2010年から2013年までフェラーリでフェルナンド・アロンソのチームメイトを務めたフェリペ・マッサは、2014年にウィリアムズに移籍。フェルナンド・アロンソは、5年間でチャンピオンシップを獲得できなかったフェラーリから昨年末に離脱し、新生マクラーレン・ホンダに加入した。
「フェルナンドは2〜3年前にチームを離脱しようとしたと思う。僕がまだチームにいた時でさえもね。でも、できなかった」とフェリペ・マッサはコメント。「昨年のクルマは良くなかったんだと思うし、結果も出なかった。でも、彼は戦い続け、チームを変えようとしていた」「でも、チームはすでに内部的に完全に変化し、アロンソさえも変えようと決めていた。新しいチームだけど、見て見ぬふりができないチームなんだ」フェリペ・マッサは、フェラーリはフェルナンド・アロンソという素晴らしいドライバーを失ったと考える一方で、キミ・ライコネンとセバスチャン・ベッテルによってその損失は埋められるだろうと考えている。「セバスチャンは勝ち方を知っている。彼は何度もチャンピオンシップを制しているし、キミはフェルナンドがいないチームでもっと良い仕事ができると思う。だからチームは今まで以上に上手く機能するかもしれない」「でも、フェルナンドという素晴らしいドライバーを失っている。彼は本当に速くて、チャンピオンシップで大量ポイントを獲得する方法を知っている」「上手くいくかどうかは見てみる必要があるね」