フェリペ・マッサは、F1がシルバーストンのような速いサーキットに戻ることは、フェラーリがレッドブルに反撃する助けになると考えている。モナコやモントリオールのような最近のトラックでは、フェラーリはパッケージの強みを生かすことができず、首位セバスチャン・ベッテルとフェルナンド・アロンソのポイント差は広がった。
しかし、フェリペ・マッサは、過去2戦の結果がチームの開発の停滞を示しているとは感じておらず、今後数レースでフェラーリは巻き返しをはかれると考えている。「シルバーストンは僕たちにもう少し適していると思う」とフェリペ・マッサは説明。「クルマはバルセロナや中国でとても強かった」「モントリオールは、これから僕たちがいくシルバーストンやニュルブルクリンクといった速いコーナーが多くあるトラックと比較すれば完全に異なる」「中速コーナーと高速コーナーが多いので、様子を見てみたい。通常のトラックの方が向いていると思う」バーレーンではタイヤ問題、モナコではクラッシュによって結果を出せなかったフェリペ・マッサは、自身のパフォーマンスを向上させるためには運が向いてくれることも必要だと感じている。「起こったことには満足していない。バーレーンではタイヤ、モナコでは2つのクラッシュ、カナダでは予選に問題があった」「次のレースでは多くの運を得ることができて、予選とレースで毎回ポテンシャルを示したい。僕たちにペースがあるのはわかっているし、それが重要だ」