マノーは、新たな投資家を見つけることができず、チームが消滅することが決定した。マノーのバンブリーのファクトリーに勤務する212名のスタッフは金曜日に帰宅を命じられた。スタッフは1月31日(火)付で解雇されるとみられている。管財人は、アジアのコンソーシアムを含めた買い手と交渉中だったが、チーム消滅を救うための契約は間に合わなった。
「チームが取引を終えて、ドアを閉めなくてはならなくなったのは本当に残念だ」と管財人を務めるFPRアドバイザリーのジェフ・ローリーはコメント。「マノーは英国モータースポーツの偉大な名前であり、チ−ムは過去2年間、新たなオーナーシップの元で活力を与えられ、多くのことを達成した」「だが、高い水準でF1チームを運営するには大きな投資が必要となる」「ジャスト・レーシング・サービス社は、ビジネスを売却する試みの最後のハードルが失敗に終わった直後の1月初旬に管理に入った」「管理プロセスは非常に限られた時間枠の範囲内で長期的にチームが生き残れるソリューションを確保できるようにモラトリアムを提供した。だが、悲しいことに、あまりにタイトな時間枠内では現在のビジネス状態を継続することを達成することができなかった。この厳しいプロセスの間のスタッフ全員のサポートとプロ意識に感謝したい」マノー、幻の2017年F1マシン『MRT06』を公開