元F1ドライバーのパストール・マルドナドが、“クラッシュ・キング”と呼ばれた自分とマックス・フェルスタッペンを比較するのは“不適当”だと語った。ウィリアムズとロータスでF1を戦ったパストール・マルドナド(33歳)は、F1時代に多くのクラッシュ事故を巻き起こして“クラッシュ・キング”“F1回の壊し屋”の異名をとった。
現在、F1でアグレッシブな走りで批判を受けることがあるマックス・フェルスタッペンをそんなマルドナドと比較する声もある。「マックスは素晴らしいドライバーだ」とパストール・マルドナドは La Derniere He にコメント。「でも、彼はまだ若いし、まだミスを犯してしまうのは普通のことだ」「彼には経験を積む必要があると思うけど、僕と比較するのは不適当だ」2015年末にスポンサーを務めたベネズエラの国営石油会社PDVSAが経営難に陥ったことでF1シートを喪失したパストール・マルドナドは、今年ドラゴンスピードからFIA 世界耐久選手権(WEC)のLMP2クラスでレース復帰した。パストール・マルドナドはF1復帰についてはまったく交渉はしていないと語る。「以前のようなスポンサーや国からの財政支援はもうない」とパストール・マルドナドはコメント。「母国は厳しい状況にあるけど、ベネズエラの風潮を考えれば、良くなっていくだけだと思う」今週末はF1スペインGPが開催される。パストール・マルドナドはウィリアムズ時代の6年前の2012年のF1スペインGPで初優勝を成し遂げている。ウィリアムズにとっても2004年のF1ブラジルGP以来となる勝利だった。それ以来、ウィリアムズはF1で勝利から遠ざかっている。
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