パストール・マルドナドが、ロータスの空席について問い合わせたと Auto Motor und Sport が報じている。ベネズエラの石油企業PDVSAを通じて母国ベネズエラの支援を受け、ウィリアムズに大金をもたらしていパストール・マルドナドだが、チームの状況にさすがに忍耐力の限界にきてしまったのかもしれない。
パストール・マルドナドはもっと良いマシンを手に入れたいようだが、同誌によると、ウィリアムズは“安心”できる状態にあるという。「マルドナドの南米スポンサーとの契約は鉄壁だから」と記者のミハエル・シュミットは語り、ウィリアムズは最近、ロンドンで最高の弁護士と契約の再チェックを行ったと述べた。PDVSAの契約は、ウィリアムズに年間3500万ユーロ(約46億円)をもたらしているといい、2015年まで有効だという。だが、パストール・マルドナドは「今年はここにいる。来年どこにいるかはわからない」と述べている。