パストール・マルドナドは、母国ベネズエラの大統領選の結果に胸をなでおろした。ベネズエラの大統領選が7日(月)に投開票され、現職ウゴ・チャベス大統領が4度目の当選を決めた。ウゴ・チャベス大統領は、パストール・マルドナドのF1キャリアの支援者として知られており、石油会社PDVSAを通じてウィリアムズのスポンサーとして年間約37億6700万円の支援を行っている。
だが、ベネズエラ国内では、国営企業PDVSAによる支援が多くの議論を呼んでおり、対立候補だったエンリケ・カプリレス氏は抜本的な改革を唱えていたことで、選挙の結果次第では支援が打ち切られる可能性もあった。だが、ウゴ・チャベス大統領が再選を果たしたことでウィリアムズは来シーズンもPDVSAからの支援を受けられる見込み。パストール・マルドナドは「選挙に参加したすべてのベネズエラの人々にお祝いを。民主主義万歳!」と自身のTwitterで述べた。