F1マレーシアGPを開催するセパン・インターナショナル・サーキットのラズラン・ラザリは、現在のF1契約が満了する2015年までにナイトレースを開催するべきだと考えている。ラズラン・ラザリは、1999年から開催されているF1マレーシアGPが「輝きを失った」とし、また隣国シンガポールの市街地でのナイトレースでの成功もマレーシアGPが損害を与えたと AFP に述べた。
「我々にとって最大のライバルはテレビだ。多くの人が自宅での快適にレースを観戦することを望むからね」F1マレーシアGPは、F1カレンダーのなかでもチケット代は最も安い部類に入るが、ラズラン・ラザリによると、昨年の来場者数は10万人を下回ったという。また2011年のレースでもさらに来場者数が低下するだろうと認め、政府に改修資金を要請したが何の返答もないとつけ加えた。「雨が降ると、(グランドスタンドの屋根は)雨漏りする。それでは誰も満足しない。サーキットは記録的な早さで建設されたが、残念ながら手抜きやメンテナンスに不十分な部分もあった」ラズラン・ラザリは、ナイトレースの開催が観客数を増やす手っ取り早い方法だと述べた。「2015年までの契約を延長する前に、一度ナイトレースを開催するべきだ。夜の方が涼しいので、より多くの観客を惹きつけられるだろう」
全文を読む