トヨタとBELLが、ロータスに支払いを求めていることが明らかになった。スパ・フランンコルシャンでは法廷執行吏によってF1マシンが囲いのなかに入れられたロータスだが、すでに財政難に陥っており、トランスミッションメーカーのXtracは、英国最高裁判所にロータスの“清算”申請を提出。ピレリは未払いの請求のためタイヤを供給しないと警告していた。
F1ベルギーGPでは、元リザーブドライバーのシャルル・ピックが、契約不履行による80万ドル(約9600万円)の和解金を要求。法廷執行吏がパドックに入り、ロータスのレース器材が差し押さえられた。La Gazzetta によると、ロータスと債権者の間で“妥協”に達し、ロータスは現在エンストンの本拠地に戻ったという。しかし、未払い請求をしているのはシャルル・ピックだけでないと同紙は報道。レポートによると、トヨタが“モーターホームの使用”に関して、またBELLが“ヘルメット”についての支払いを要求しており、意見の相違は「まだ完全には解決されていない」という。
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