ローガン・サージェントは、2023年F1第20戦メキシコGPの予選で角田裕毅を黄旗中にオーバーテイクしたことに対して10グリッド降格処分が下された。ウィリアムズ・レーシングのサージェントにとって、混乱したQ1でトラックリミット違反によって両方のラップタイムを削除されて予選20位で最下位だったことを考えると、グリッド降格は最終的には重要ではないが、スーパーライセンスに2点のペナルティポイント科された。
これにより、サージェントの12か月間の合計ポイントは最大6ポイントとなり、あと6ポイントで自動1レース出場停止処分を受けることになる。 このペナルティはサージェントにとって今季7度目の最下位に終わった悪夢のような予選をさらに悪化させた。「2号車のドライバーは、22号車がゆっくり走っているように見え、前方に緑色のパネルが見えたため追い抜いたと述べた」とスチュワードは指摘した。 「しかし、スチュワードはこれをレギュレーション違反と判断した。ドライバーが前方にグリーンのパネルや旗を確認できたからといって、イエローフラッグゾーンで追い越しができるわけではない。追い越しは緑のパネルや旗を通過してからでないとできない」「また、十分な減速を行わなかったことも指摘された。サージェントが所属するウィリアムズ・レーシングも、角田裕毅がぶつけたジャッキをピットレーンに放置したとして、2万ユーロの罰金(うち1万ユーロは12か月の執行猶予)を課せられた。ローガン・サージェント「午後は残念ながらうまくいかなかった。最後のラップになると、みんなが1分間ほどピットに止まりたがってタイヤの温度を下げてしまい、さらに周回遅れが出てイエローフラッグが出てしまった。僕にはラップを刻むチャンスがなかった。間違ったタイミングに間違った場所にいた。クリーンな走りでQ2に進出できるはずだった。今思えば、早めに行って、あの混乱から抜け出す必要があった。今週末は速いクルマがあったのにタイムを出せなかったのは悔しい。昨日のレースペースは悪くなかったので、明日は前進できるように頑張りたい」
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