F1は、2024年シーズンにF1スプリントを開催する6つの会場を発表した。ブラジルは4回目のスプリント週末の開催となり、オーストリアは3回目、オースティンとカタールは2回目目、中国とマイアミは初開催となる。F1のスプリントカレンダーは、オーバーテイクを促進し、接戦で楽しいレースを展開するサーキットを中心にデザインされている。
2021年に導入されて以来、スプリント・フォーマットは観客動員数に好影響を与えており、特に金曜日は通常のプラクティス・セッションよりも観客動員数が増えている。また、プロモーターとファンにとっては、6つのイベントでさらに競争力のあるトラックアクションを楽しむことができる。ニールセン(Nielsen)による21市場にわたる調査によると、2023年アゼルバイジャンGPの予選視聴者数は2022年のプラクティス2回目と比べて83%増、アメリカGPは139%増、ベルギーGPは34%増だった。11月に開催されたF1委員会での議論では、2024年のスプリントフォーマットをアップデートし、スプリント活動とグランプリ活動を分離することで週末をさらに合理化することに全体的な支持が集まった。スポーツ諮問委員会は、2024年の第1回F1委員会に提出する最終案に向けて、特にタイミングやパルクフェルメのレギュレーションなど、具体的な詳細を詰めていく。その会議の後、スプリントフォーマットの変更の可能性が発表される。上海はF1カレンダーに会場が戻り、2024年最初のスプリントイベントを開催する予定。「来季のF1スプリントイベントのために、中国とマイアミという2つの新たな開催地を含む6つのエキサイティングな会場を発表できることをうれしく思う。どちらも素晴らしい追加であり、レースに参加するファンにも、自宅で観戦するファンにも素晴らしいレースを提供することができるろう」とF1の社長兼最高経営責任者(CEO)のステファノ・ドメニカリは語った。「2021年に創設されて以来、スプリントは一貫してテレビでの視聴者数の増加、イベントでのファンへのコース上でのエンターテインメントの充実、ソーシャルやデジタルプラットフォームでのファンエンゲージメントの増加を実現しており、来年のエキサイティングなイベントを楽しみにしている」FIA会長のモハメド・ビン・スライエムは、「来季のスプリントイベント6戦が決定したことをうれしく思うとともに、今年のスプリントでスリリングなアクションを提供してくれた4つの開催地が戻ってくることを楽しみにしている」と付け加えた。「F1が2019年以来初めて中国に戻るため、上海が加わることはチームとドライバーにとってチャレンジとなるだろう。マイアミでのスプリントは魅惑的な週末に新たな次元を加えるだろう。我々はスポーツにとって最善のことを確実に行うために継続的に開発と適応を行う必要があり、FOM およびチームと協力してスプリント形式の将来の方向性を定義していく」2024年 F1スプリント スケジュールグランプリ会場日付中国上海4月19日~21日マイアミマイアミ5月3日~5日オーストリアシュピールベルク6月28日~30日アメリカオースティン10月18日~20日ブラジルサンパウロ11月1日~3日カタールロサイル11月29日~12月1日
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