2020年のF1世界選手権の全17戦のカレンダーが完成。新たに4つのレースが追加され、2011年以来となるF1トルコGPの復活が決定した。イスタンブール・パークを舞台にしたF1トルコGPは11月15日に第14戦として開催。その後、バーレーン・インターナショナル・サーキットで11月26日に第15戦バーレーンGP、12月6日に第16戦サヒールGPがダブルヘッダーで開催され、12月13日にヤス・マリーナ・サーキットでの最終戦アブダビGPで終了する。
また、F1は今年初めてに延期となっていたF1中国GPは2020年には開催されず、全17戦のシーズンになることを発表した。F1は「トルコ、バーレーン(2レース開催)、アブダビが改訂版シーズンの一部になることを発表する。この17戦を実現してくれた全てのプロモーターとパートナーのハードワークうに感謝の意を表したい」と声明で述べた。「残念ながら、今シーズンは中国でレースが開催されることはない。ここ数か月間のパートナーのJuss Sportsのサポートと関与に感謝し、来年上海に戻ることを非常に楽しみにしている」「改訂版の2020年シーズンのいくつかのレースは、ホスピタリティを含めて限られた数のファンに開放されることを確認する。我々は詳細を確定させるべく、各プロモーターと協力してしく」「できる限り多くのファンが安全に戻ってくるのを望んでいるが、我々の優先事項は、F1コミュニティと我々が訪問するコミュニティの安全を維持することであり、これに基づいてファンのアクセスを見直していく」「COVID-19パンデミックの流動性により、我々はすべてのプロモーターおよび地方自治体との緊密な対話を継続し、可能な限り安全な方法で運営し、各国の状況を厳密に監視していていく」バーレーンで2戦が開催されるのは初めての試みとなる。フォーミュラ1の会長兼CEOであるチェイス・キャリーは「トルコ、バーレーン、アブダビが2020年シーズンの一部となることを誇りに思う」とコメント。「今年は、F1そして世界に前例のない挑戦を与えました、我々は、これを可能にしてくれたF1、FIA、チーム、パートナーのすべての人々に敬意を表したいと思う」「今年、予定されたいくつかのレースを戻すことができなかったことには我々全員が落胆しているが、今シーズンは順調にスタートしており、伝統的なレースだけでなく、新しいレースも多くの興奮を提供し続け、すべてのファンを楽しませてくれると確信している」