リアム・ローソン(レーシングブルズ)は、F1で迎える2年目のシーズンを前に、「非常にメンタルな戦い」だと表現するF1特有のプレッシャーに対し、昨季の経験を通じてより冷静に対処できると感じている。2025年シーズンを振り返り、ローソンが最も苦労したと認めたのは、レース間隔の短さと準備時間の少なさだった。特にグランプリが連続して開催される状況では、気持ちを切り替える余裕がなく、精神的な負担が大きかったという。
ローソンは2023年にダニエル・リカルドの負傷代役として5戦に出場し、2024年にはシーズン終盤の6戦を任されるなど、断片的にF1を経験してきた。2024年シーズンの終盤には、2度のトリプルヘッダーが組まれ、初のフル参戦に向けた予行演習のような形となっていた。24戦という史上最多タイのシーズンを戦い抜いた2025年は、ローソンにとってまさに浮き沈みの激しい一年だった。結果を必死に追い求めながら、同時に自身の将来を懸けて戦う立場に置かれ、その厳しさを改めて実感したという。それでも最終的にはレーシングブルズとの新契約を勝ち取り、2年目に臨む今、昨季以上の自信を持てていると語る。シーズン終了後、RacingNews365の独占インタビューでローソンは次のように語っている。「F1が他のカテゴリーと一番違うのは、レースとレースの間の時間だ。十分に準備できていると思っていても、週末が始まると、気づいたらもう予選になっている。良いセッションができていないこともある」「レースウイークエンドで起きたことから学ぼうとしているけど、特にトリプルヘッダーだと、あっという間に次の週末がやってくる」「だから、その週末で一番大事なことだけを持ち帰って、次に進まなければならない。良い週末もあれば、最悪な週末もある。その感情と戦い続けるのが、シーズンを通しての仕事なんだ」「昨年はレース数が多かった分、その強度はこれまで以上だった。今年に向けては、その点をより強く意識できている」2年目を迎えるにあたり、ローソンは「本当に重要なことに集中し、そこから学んでいきたい。F1は本当にメンタルのゲームだ」と締めくくっている。昨季の経験を糧に、感情の波とどう向き合うか。その答えを見つけつつある23歳のニュージーランド人ドライバーは、新シーズンでさらなる成長を示そうとしている。
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