リアム・ローソン(レーシングブルズ)は、2025年F1第14戦ハンガリーGP決勝で8位入賞を果たし、2戦連続のポイント獲得に成功した。チームの1ストップ戦略が奏功し、2ストップを選択したレッドブルのマックス・フェルスタッペンを抑えてチェッカーを受けた。ローソンは「とても満足している。今日はタフなレースだったし、どこでピットに入るかの判断も難しかった。トラフィックが多かったので、良いタイミングを見つけるのが本当に難しかった」と振り返る。
「スピードも良かったし、タイヤのデグラデーションもコントロールできていた。チームの判断も的確で、すべてがうまくいった。マックスのようなドライバーを後ろに抑えておくのは簡単なことじゃないけど、戦略が功を奏して、最後まで前にいられた」また、直近数戦での安定したパフォーマンスについても言及し、「ここ最近はいい結果が出ているけど、重要なのはこの勢いを維持していくこと。夏休みはチーム全体にとって必要な休息になるし、ブレイク明けもこの調子で戦っていきたい」と語った。チーム代表のアラン・パーメインも「リアムにとって非常に力強いレースだった。クルマも戦略も非常にうまく機能していたし、彼はタイヤをうまく持たせて、再び8位でポイントを獲得してくれた」とローソンのパフォーマンスを評価した。「残念ながら、ハジャーはスタートでベアマンにポジションを奪われ、後方で多くの時間を費やすことになった。それがレース全体に響いてしまったが、ここ2戦連続で2台ともQ3に進出できているのはポジティブだ。我々はコンストラクターズランキングでひとつ順位を落としてしまったが、中団は非常に接戦なので、後半戦で巻き返すチャンスは十分にある」レーシングブルズはこの結果によりコンストラクターズランキングで1つ順位を下げたが、後半戦に向けて確かな手応えを得る週末となった。チームは夏休みを挟み、次戦オランダGPでのさらなる前進を目指す。またポイント獲得ですね。レースを終えての率直な気持ちは?リアム・ローソン:良かった。すごく嬉しい。かなりタフなレースだった。こういう小さいサーキットで、これだけマシンが密集していると、ピットストップのタイミングを取るのが本当に難しい。レースの中でもすごく重要な場面になるから、いつも緊張するけど、今回はうまくいった。ピット戦略もうまくハマって、僕たちにとってはすごく良いレースになった。最近しっかり結果に結びついてきていますが、いい形で夏休みに入れそうですか?リアム・ローソン:いい感じだと思う。おそらくみんな、そろそろ2週間くらいの休みが必要なタイミングだと思うし、自分たちもその時間をしっかり使いたい。そして後半戦、サンドフォールトでさらに強くなって戻ってこれたらと思っている。