リアム・ローソンは、ジェッダでのプラクティス1での違反行為により、F1サウジアラビアGPのスチュワードから戒告処分を受けた。レーシングブルズのドライバーは、ピット入口とトラックの間に描かれたエリアに入ったことで、レースディレクターのルイ・マルケスのレース前の注意事項で禁止されていた行為を行ったとして呼び出された。
リアム・ローソンはFP1の14分目に初めてこの違反を犯したが、フリープラクティスであったため、スチュワードは「警告以上のペナルティは必要ないと判断した」として警告のみを下した。だが、レーシングブルズがリアム・ローソンに違反について警告しなかったため、7分後に彼は同じ違反を犯し、スチュワードはローソンが「間違いなく」再び指示に違反したと判断した。スチュワードはチーム無線を確認し、2回の違反の間に少なくとも3周の差があったことから、プッシュラップ中で情報を得られなかったローソンに、チームは情報を伝えることができたはずだと判断した。また、パネルは「ドライバーはイベントノートの内容を知っているべきである」と判断し、ローソンも指示を認識していたことを認めたため、2度目の違反については戒告処分とした。