レッドブルF1の育成ドライバーであるリアム・ローソンは、今週末のスーパーフォーミュラの鈴鹿ラウンドでの予選パフォーマンスに「非常にがっかりしている」と語った。TEAM MUGENに所属するリアム・ローソンは、予選Q1をグリープ3番手タイムで通過したが、Q2ではポールポジションを獲得した大湯都史樹(TGM Grand Prix)よりもほぼ1秒遅いラップタイムで12台中9番手にとどまった。
宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S)がトラックリミット違反でベストラップを失ったため、リアム・ローソンは、第3戦の決勝を8番グリッドからスタートする。セッションを振り返り、リアム・ローソンは、Q1後のセットアップ調整がうまくいかなかったことと、彼自身のミスが組み合わさり、それ以上上位のグリッドを獲得することはできなかったと語った。「とてもがっかりしている…正直、イライラする」と21歳のリアム・ローソンは語った。「Q1の後は間違いなくもっと良い結果を期待していた。クルマのフィーリングは良かったけど、ラップは少しセーフティだった。Q2ではもっといけると思っていたけど、ミスを犯してしまった。カーバランスも少し逃していたと思う。残念ながら、このミスでかなり損失を被ってしまった。僕の責任だ」自分のミスでどれだけの時間を失ったかを尋ねられたリアム・ローソンは「コンマ数秒だ。ポールを争うスピードがなかったと思う」と答えた。「クルマにいくつかの調整を試みたけど、思ったようにうまくいかなかった。振り返ってみると、別のことをしていただろうけど、その上で犯したミスを考えると、本当に後手に回ってしまった」リアム・ローソンは、小林可夢偉がシケインをカットしたためにベストラップを削除される前に、Q1でノックアウト寸前だったチームメイトで野尻智紀から5つ後方のグリッドからスタートする。野尻の状況についてローソンは「でも、彼らはそれをうまくやり遂げ、マシンを改善させて、最終的に上位に食い込むことができた」。「僕たちは逆の方向に進んだ。非常に近い場合、細部が違いを生む」リアム・ローソンは、日曜日のレースで野尻智紀に挑戦する可能性を軽視し、トップ5フィニッシュできれば満足するだろうと示唆した.「できるだけ多くの進歩を遂げたいと思っているけど、それは戦略などに依存する」とローソンは語った。「前進するチャンスは間違いなくあるけど、タフになるだろう。ここでオーバーテイクするのは難しいので、どこまで前進できるか分からない」 「5位でフィニッシュできれば素晴らしいだろう。今オファーされたら、おそらくそれを取るだろう」野尻智紀はQ1でのスピード不足については説明もしていなかったが、Q2のポールシュートアウトのためにマシンを調整したことで、トップの座を争うには十分だったと語った。「Q2に進めたのは本当にラッキーでした」と野尻は認めた。「しかし、クルマについて不満を言いながらも、エンジニアに調整をお願いして、Q2mでにギリギリ間に合わせることができました」「細かい変更はできませんでした。『もう少しダウンフォースを追加しよう』という感じでした。かなり簡単な調整を行っただけで、うまくいきました。どういうわけか、Q2ではクルマを運転しやすくすることができました」「まだロングランのペースが少し心配なので、明日に向けてさらにクルマを改善して優勝を目指したいです」
全文を読む