マクラーレンのランド・ノリスは、2026年F1オーストリアGPで最も驚いたこととして、フェラーリの予想外の苦戦を挙げた。わずか2週間前のバルセロナ・カタルーニャGPでルイス・ハミルトンが優勝したフェラーリだったが、レッドブル・リンクではペースを欠き、ノリスは「ここまで苦戦するとは思わなかった」と率直な感想を語った。
ノリスは決勝を7位でフィニッシュ。スタート直後の順位争いとピット戦略が結果を左右したと振り返る一方、自身が予想していた以上にマクラーレンがフェラーリと互角以上に戦えたことにも驚きを示した。スタートと戦略で順位を失う展開ノリスは気温が非常に高いコンディションの中で行われたレースを振り返り、序盤に失ったトラックポジションが最後まで響いたと説明した。「今日のレースは、この暑さもあって決して楽ではなかった」「1周目に何台かに先行されてしまった。それに、ハジャーをカバーするために先にオスカーをピットへ入れたことで、自分はピットストップでも順位を失った。それがすべてだった」「それ以外に不満はない。結局はトラックポジションを失ったことが一番大きかった。今日はそれが何より重要だった。不運だったけど、そういうレースだった」ノリスは日曜日のレースペースについては、事前の予想より良かったとの手応えも口にした。「日曜日のペースは、正直言って予想していたより少し良かったと思う」「フェラーリには気の毒だった」ノリスは、今回のレース最大の驚きはフェラーリの失速だったと語り、その原因をパワー不足とタイヤへの負担にあると分析した。「一番驚いたのはフェラーリだった。本当にあれほど苦戦するとは思わなかった」「正直、彼らには気の毒だと思う。パワーがないとコーナーでものすごく攻めなければならない。でも、このタイヤではそれができない。彼らにとっては本当に厳しいレースだった」一方で、マクラーレンにも依然として課題が残っていることを認めた。「僕たちもバランスにはまだ苦しんでいるし、このマシンは本当に運転が難しい。でも今日はどのチームも同じような状況だったと思う」「何かを変えたわけではないし、同じ問題は残っている。ただ改善には時間が必要だ」ピアストリもフェラーリの低迷は予想外4位でフィニッシュしたオスカー・ピアストリも、フェラーリを上回れたことは想定外だったと明かした。「正直、フェラーリに勝てたのは少し驚きだった。少なくとも僕の場合は本当に僅差だった」「今日は戦略にも助けられたけど、ペースは少しだけ彼らより良かった。ただ、メルセデスに挑めるほどではなかったし、フェルスタッペンは予想以上に速かった。それが今の僕たちの位置だ」また、バルセロナ・カタルーニャGPで苦戦した原因を分析した成果が、今回のレースで表れたとも語った。「今日のレースは、ある意味ではバルセロナと似ていたけれど、僕にとってはまったく違う結果になった」「なぜバルセロナがあれほど難しかったのかを理解するために多くの時間を費やした。そして今週末、特に今日に向けてアプローチを大きく変えた」「今回の結果は、その取り組みの成果を示していると思う。その点では本当に満足している。ただ、トロフィーを持ち帰れないと、やはりもう少し上を望んでしまう。でも今日はこれが精いっぱいだった」オーストリアGPでは、フェラーリが3ストップ戦略を選択しながらもペース不足に苦しみ、ハミルトンは5位、シャルル・ルクレールは8位に終わった。一方のマクラーレンは、依然としてマシンバランスに課題を抱えながらも、両ドライバーがフェラーリを上回る結果を残し、チームとして一定の前進を示すレースとなった。
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