ランド・ノリスがモナコGPフリー走行2回目(FP2)でマシンを停止させた。ノリスはトンネル出口を抜けた後に突然パワーを失い、シケインのエスケープロードへ退避してマシンを止めた。F1 TVの解説者ジョリオン・パーマーは、このトラブルについて「カナダでのジョージ・ラッセルのリタイアと非常によく似ている。ラッセルの場合はバッテリーの問題だった。今回は完全にマシンの電源が落ちている」と指摘した。
その後、ノリスは自力でピットへ戻り、ガレージでチームと状況を確認。モナコでは停止したマシンをセッション終了までコース脇に留め置くことが多く、このFP2中の復帰は不可能とみられている。リプレイ映像では、マーシャルがマシンを押して回収しようとしたものの、ギアが入ったままのような状態で車両がなかなか動かない様子も映し出された。一方、セッションはVSC解除後に再開され、ルイス・ハミルトンが首位タイムを記録。マックス・フェルスタッペンが約コンマ3秒差の2番手、シャルル・ルクレールがさらに0.167秒差の3番手につけた。3人ともミディアムタイヤでのタイムだった。なお、FP2では通常、序盤にセットアップ確認と路面状況の把握を行い、中盤にソフトタイヤでの予選シミュレーション、終盤に決勝を見据えたロングランを実施する。ただしモナコでは予選順位の重要性が極めて高いため、他サーキット以上にソフトタイヤでのアタック走行に時間を割く傾向がある。
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