マクラーレン勢のラスベガスGP失格により、ランド・ノリスは2025年F1ワールドチャンピオン獲得へ一気に近づいた。ノリスは現在396ポイントでランキング首位。残り2戦を前にチームメイトのオスカー・ピアストリに22ポイント差をつけ、今週末のカタールGPでタイトルを決める可能性がある。ラスベガスでは、ノリスとピアストリのMCL39の“プランク摩耗過多”が発覚し両者が失格。これによりタイトル争いは大きく書き換えられた。
ノリスがタイトルを決める条件ノリスは今週末のカタールGPで、22ポイント差を26ポイント以上に広げれば初の世界王者が確定する。最もシンプルな条件は、日曜の決勝でノリスが優勝=その瞬間に王座確定。また、ピアストリに対して4ポイント以上上回ればタイトルが決まる。これが叶わなかった場合、タイトル決定は最終戦アブダビGPへ持ち越される。■ ノリスが優勝した場合 → 即タイトル確定■ ピアストリに対して4ポイント以上上回る → タイトル確定■ レース後のポイント差が26点以上になる → タイトル確定■ フェルスタッペンより前でフィニッシュする(=生き残り阻止) ※ただし、ピアストリとの差が26点以上になることが必要ノリス「勝つために走るだけ。アプローチは変えない」ノリスはラスベガスの失格判定前に、タイトル争いへの心境を語っていたが、その姿勢は揺るがない。「こういう状況にいるのは初めてだから、どう答えたらいいか分からない」「でも特別な感じはないし、今までと変わらないよ。勝ちたいだけだ。勝てればもっと楽しいし、2位よりもずっと良いからね」「残り2レース全部勝つつもりだ。スプリントも含めて3つ全部だよ」「まずは数日休んで、時差を戻して、FP1に集中するだけだ」フェルスタッペンは“望みを繋ぐために”ノリスに勝利が必須マックス・フェルスタッペンはランキング3位。首位ノリスに対して25ポイント差で、日曜の決勝でノリスを上回らなければ生き残れない。フェルスタッペンはシーズン後半に“驚異的な追い上げ”を見せ、ザントフォールト後にあった104ポイント差を大きく削り取った。4勝に加え、2位2回、3位2回と全戦表彰台を獲得している。ラスベガスでのマクラーレン2台の失格は、フェルスタッペンに“予期せぬ追い風”となったが、5連覇達成には依然として大きな幸運が必要だ。「もし成し遂げられたら、F1史上最大の逆転劇になる」とまで言われている。
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